先日、9/30に淡路島の洲本へ行ってきました!
淡路島といえば国生み神話で有名ですね!
イザナギとイザナミが天下ってから最初に生んだ島がここ淡路島とされています。
一説には天下る前に最初にできた島であるオノゴロ島が淡路島であるとも言われていますね!(※諸説あり)
こうした神話にゆかりの地として伊弉諾神宮やおのころ島神社などがありますが、今回はそういったところへは訪れません。
今回訪れたのは淡路島にある最大の都市、洲本。
山がちな地形の中にある淡路島では数少ない人口密集地です!
この洲本周辺の神社などを巡ってみたのが今回の旅。
果たしてどんな旅になるのか楽しみですね!
目次
淡路島の洲本へ!
バスに乗って淡路島入り
まずは電車に乗って神戸の三宮へと向かいます。
大阪から神戸へ行く電車はJR、阪急、阪神があり、今回は阪神電車で行くことにしました!
淡路島には鉄道が通っていないため、三宮で淡路島へ向かうバスに乗り換えます。
洲本バスターミナル行きのバスに乗り、今回は終点の一つ手前の宇山というバス停で降りました!
宇山停留所のすぐ近くの橋から眺めた景色。
写真の右側が洲本川、左側が千草(ちくさ)川。これらの川は後でも出てくるので覚えておいてくださいね。
淡路島は大きな川が少なく、しかも瀬戸内海式気候で雨が少ない地。
その中にあってこの川はとても重要な水源だったことでしょう。
亀が神様を背負ってきた!?「貴船神社」へ
千草川を渡ったところは物部(ものべ)というところ。『倭名類聚抄』にも郷名として見える古い地名です。
その地名からして恐らく古代氏族の物部氏が居住していたのでしょう。
この物部地区の西側に最初の目的地「貴船神社」が鎮座しています!
鳥居をくぐって正面奥に社殿が建っているのでさっそくお参りしちゃいましょう!
拝殿の後ろに建つ本殿は覆屋に覆われていて見ることができません。
さて貴船神社について。御祭神は「高龗神(たかおかみのかみ)」。京都の貴船神社に祀られている神様と同じで、水の神様です!
こちらの神社が祀られるようになった経緯について、次のような伝承が伝えられています。
その昔、この地に大雨があって周囲一帯は洪水となった。
住民がこの雨が収まるよう祈ったところ、神像を負った亀が上流から流れてきて池の面に浮かび、神像を放つと池の中にある岩の上に立った。
するとたちまち大雨はやみ洪水も収まった。
この神威に感謝した住民は社殿を建てて件の神像を祀った。
境内の隅には「神足跡」とも「亀休岩」とも呼ばれている岩石が置かれています。
この岩こそが神像の立ったと伝わる岩で、その表面には足跡のような凹みがあります!
まさにここに神様が顕れたことを今に伝えるものと言えますね!
貴船神社の地図
洲本の経済を支えた「旧鐘紡洲本工場」
さて洲本の中心地へと向かいます。
洲本はかつて鐘紡(カネボウ)という繊維や化粧品などの事業を行っていた企業の大規模な工場がありました。
紡績業は明治維新を経たばかりの頃の日本にとって基幹産業であり、その一翼を担ったのが鐘淵(かねがふち)紡績、後の鐘紡です。
ここ洲本に鐘紡の工場が建設されたのはかなり早く、明治三十三年(1900年)に操業が始まりました!
しかし高度経済成長期の最中、オイルショックの影響を受けて徐々に規模が縮小し、昭和六十一年(1986年)には工場も閉鎖されてしまいました。
ただ、残された工場群はレンガ造りの趣あるもので歴史的にも価値あるものと位置づけられ、近年になって公共施設や飲食店などに活用されることになりました!
現在洲本に残る旧鐘紡洲本工場の建物は新しく生まれ変わって洲本の人々の憩いの場、そして島外からの観光客の拠点にもなっているのです!
旧鐘紡洲本工場の地図
洲本の近くにある式内社「築狭神社」へ
洲本市の玄関口である洲本バスセンターへ。
ここではレンタサイクルがあるので今回はこれを利用しちゃいます!
普通の自転車なら1日(9:00~17:00)で800円。ただし木曜日は定休日なので注意が必要です。
洲本の中心地から千草川沿いに自転車をこいでいきます。
バスを降りたときに見た左側の川ですね!
水の流量が少ないためか川は一面が草ボーボーになっていました。
千草川をさかのぼっていくと千草というところがあります。川の名前はこの地名に由来しています。
ここ千草には次の目的地である「築狭(ちくさ)神社」が鎮座しています!
鳥居と神門をくぐると社殿が建っているので早速お参りしちゃいましょう!
神社建築では妻側(屋根を本を伏せた形にたとえた時の両端の部分)にほぼ必ず面を設けますが、淡路島の神社の拝殿はこの妻面を持たない寄棟造(よせむねづくり)という形式が非常に多く見られます。
簡単に言えば、屋根の四方全てが最上部まで斜面になっている形式です。
寄棟造は寺院建築では多く見られますが神社建築ではほとんど見かけません。ただ、淡路島ではなぜか拝殿の建築としてとっても多いのです!
この後も多く見かけるので覚えておいてくださいね!
拝殿後方に建っている本殿。こちらは一般的にもよく見られる三間社流造ですね!
さて築狭神社について。御祭神は「速須佐男命(すさのおのみこと)」「誉田別尊(ほむたわけのみこと)」。
こちらの神社は1100年前に編さんされた法典『延喜式』に記されている神社、つまりおなじみ式内社です!
ただ残念ながらこちらの神社の由緒はイマイチはっきりしません。
江戸時代以前は「諏訪明神」とも呼ばれていたといい、古くは諏訪信仰の神社だったようです。
築狭神社の地図
洲本の西の小さな式内社「岸河神社」へ
千草川沿いを戻り、今度は洲本川沿いを遡っていきます。
バスを降りたときに見た右側の川ですね!
洲本川沿いの少し北側の道を走ると周囲は田圃が多く、鮮やかな彼岸花もたくさん咲いていました!
さらに洲本川沿いに西へと進んでいくと、上内膳(かみないぜん)というところに次の目的地があります。
その名は「岸河(きしかわ)神社」!
鳥居をくぐってすぐのところに社殿が建っているのでお参りしちゃいましょう!
拝殿は先程の築狭神社と同様、小さいながら寄棟造となっていますね!
拝殿後方に本殿が建っています。
さて岸河神社について。御祭神は「田心姫命(たごりひめのみこと)」「市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)」「湍津姫命(たぎつひめのみこと)」の三柱。いわゆる宗像三神ですね!
こちらも『延喜式』に記されている式内社です!
ただ、こちらも残念ながら由緒はイマイチはっきりしません。
元は「岸御森」と呼ばれるところに鎮座しているのを、いつの頃か今の地に遷されたようです。
岸河神社の地図
岸河神社の旧地?「山王神社」へ
上内膳地区の一つ西側、高速道路の洲本ICを越えたところに納(おさめ)というところがあります。
ここに次の目的地「山王神社」が鎮座しています!
神社はちょっとした丘の上に鎮座しています。この石段を上ったところにも鳥居が一基。
石段上の鳥居をくぐると社殿が建っているのでお参りしちゃいましょう!
拝殿の後方に建っている本殿。こちらは木造建築となっています。
さて山王神社について。御祭神は「大山咋命(おおやまぐいのみこと)」。
いわゆる山王信仰の神社で、滋賀県大津市の日吉大社を本宮とする信仰です。御祭神も日吉大社と同じですね!
ただ、こちらの神社の由緒ははっきりしません。
一説には岸河神社の旧地がここであるとも言われています。また一説には逆に岸河神社から神様の分霊を迎えたのがここであるとも。
山王神社の境内にはこのようなものがありました。
これは#005で訪れた岡山でも見かけましたね!
「社日塔」とか「地神さん」などと呼ばれている五角柱の石塔で、それぞれの面に神様の名前が刻まれています。
そして春と秋の社日、つまり春分・秋分に最も近い戊(つちのえ)の日に祭祀を行うものです。
この社日塔は中国・四国地方で多く見かけるものですが、このように淡路島にも分布しています。
実は江戸時代の淡路島は徳島藩の領地。徳島藩はこの社日塔を建てて祀ることを奨励していました。
このため淡路島には関西では珍しい社日塔をよく見かけるのです!
ただ、今回社日塔を見かけたのはこの一件のみでした。
山王神社の地図
内陸に祀られる航海の神様「住吉神社」へ
道を戻ります。岸河神社の鎮座する上内膳地区の一つ東側に下内膳(しもないぜん)というところがあります。
この辺りは中世には内膳荘という荘園があり、いつの頃か東西に分かれて上内膳・下内膳の二つの集落になったようです。
ここ下内膳には「住吉神社」が鎮座しているので寄ってみましょう!
鳥居をくぐると神門が建っています。
神門をくぐると境内の奥に社殿が建っているので参拝しちゃいましょう!
拝殿の奥は森となっており、ここに本殿が建っています。
さて住吉神社について。御祭神は「表筒男命(うわつつのおのみこと)」「中筒男命(なかつつのおのみこと)」「底筒男命(そこつつのおのみこと)」「神功皇后(じんぐうこうごう)」の四柱。住吉系の神社に祀られる神様としておなじみですね!
こちらの神社も残念ながら由緒ははっきりしません。
住吉神といえば航海の神様。一般的には海のそばに祀られることが多いですが、こちらは海からちょっと離れた内陸の地。
伝承では内膳荘より朝廷に送る貢納物を船に乗せた場所がここだと言われているようです。
内膳とは律令制において天皇の食事の調理や配膳を司る役職のこと。
恐らくこの辺りは朝廷の料理に用いる食材が調達される場所だったのでしょう。
住吉神社の一の鳥居は入口からかなり手前に建っています。
ここにはこのような石で作られた方形の台が置かれています。
これは神輿台。神社から練り出された神輿や太鼓台などがここに運ばれて置かれるのです。
このような神輿台は大阪や神戸などでもたまに見かけますが、淡路島から四国にかけては特に多く見ることができます!
住吉神社の地図
京都の神社と関係の深い「賀茂神社」へ
下内膳地区から一つ東側の上加茂(かみがも)地区へ。こちらには次の目的地「賀茂神社」が鎮座しています!
こちらも鳥居が境内から離れたところに建っているのですが、鳥居の前に扁額が置かれています。
2013年4月13日に発生した淡路島地震で鳥居が被害を受け、それ以来扁額をここに置いているようです。
扁額の後ろ側にはここにも神輿台が設置されていました!
鳥居から道を進んでいくと小さな丘の麓に境内入口があります。
入口から石段を上っていくと社殿が建っているのでお参りしちゃいましょう!
拝殿の後方には本殿が建っています。
さて賀茂神社について。御祭神は「別雷命(わけいかづちのみこと)」。
こちらも『延喜式』に記されている式内社で古い神社です!
社伝によれば、欽明天皇の御代、全国に京都の賀茂神社の神田を置いたときに淡路島ではこの地に神田が置かれ、神様も迎えられたと伝えられています!
京都の賀茂神社とは賀茂御祖神社(=下鴨神社)と賀茂別雷神社(=上賀茂神社)の二社のこと。
こちらの賀茂神社の御祭神は賀茂別雷神社と同じですが、元々は賀茂御祖神社の神様も祀っていたものと思われます。その理由は次の神社でわかりますよ!
ただ創建が欽明天皇の御代にまで遡るかはちょっと怪しいところ。
古くから京都の賀茂神社と関係の深い地だったとしても、神社として成立したのはもうちょっと後の時代と考えるべきでしょう。
さきほど見たように西側の内膳では天皇の食事の食材を調達したところと思われることから、こちらでは京都の賀茂神社の神饌(神様にお供えする食事)が調達されたのかもしれませんね!
賀茂神社の近くでは彼岸花がとってもきれいに咲いていました!
賀茂神社の地図
賀茂神社から分かれた「加茂神社」へ
上加茂地区の賀茂神社から引き続き東へと進んでいきます。
途中これまた彼岸花のたくさん咲いているところがありました!
上加茂地区の東側に下加茂(しもがも)というところがあり、ここに次の目的地「加茂神社」が鎮座しています!
こちらも鳥居が境内から離れたところにあって、そこに神輿台も設置されていますね!
鳥居から道をまっすぐ進んでいくと丘陵の麓に境内が見えてきます。
こちらは境内の入口にも鳥居が建っていますね!
鳥居をくぐって石段を上ると正面に社殿が建っているのでお参りしちゃいましょう!
拝殿後方の本殿は左右に二棟並んで建っています!
さて加茂神社について。御祭神は「御祖神(みおやのかみ)」。
こちらは京都の賀茂御祖神社(下鴨神社)と同じ神様ですね!
社伝によれば、いつのことかははっきりしませんが中世に水利権の争いがあって氏子が分かれたため、上加茂地区の賀茂神社から分かれてこちらの神社が創建されたと伝えられています。
恐らく上加茂地区の賀茂神社では別雷神と御祖神の両方を祀っていたところ、この内の御祖神をこちらに遷したものと思われます。
意図的なのか偶然なのかは不明ながら、地名の上加茂・下加茂も京都の上賀茂神社・下鴨神社に対応していますね!
ちなみに二棟ある本殿の内、左側で主祭神を祀っており、右側では八幡神を祀っています。
加茂神社の地図
石清水八幡宮と関係の深い「炬口八幡神社」へ
さらに東へと進み洲本川の河口近くへ。洲本川左岸側(北側)の海岸付近は炬口(たけのくち)というところ。
ここ炬口には次の目的地である「炬口八幡神社」が鎮座しています!
鳥居から長い参道を進んでいくととても立派な神門が建っています!
神門をくぐるととっても広い境内となっています。
この正面奥に社殿が建っているのでお参りしちゃいましょう!
社殿はつい最近社殿が建て替えられたようで真新しいものとなっています!
拝殿後方のちょっと小高いところに建っている本殿も立派です!
さて炬口八幡神社について。御祭神は「応神天皇(おうじんてんのう)」「神功皇后(じんぐうこうごう)」「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」。いわゆる八幡神ですね!
伝承では元々は北方の中川原町三木田というところに鎮座していたと言われています。しかし延喜三年(903年)に戦火に遭って焼失。その際に御神体が飛んで現在地の老杉の枝に鎮まったため、この地に社殿を建てたと伝えられています。
八幡神を祀るようになったのは延喜二十一年(921年)のこと。京都府八幡市の石清水八幡宮から神様の分霊を迎えました。
ここ炬口はかつて石清水八幡宮の荘園で、炬口八幡神社は荘園経営の中心として「炬口別宮」とも呼ばれていたようです。
それだけ炬口荘が石清水八幡宮にとって大事なところだったのでしょう!
炬口は古くからの港町でもあります。ここでもやはり魚介類を中心に神饌に用いる食材が集められて船で運ばれたのではないでしょうか。
炬口八幡神社の地図
淡路島名物のお魚でお昼ご飯!
さて良い時間なので洲本の中心部へ戻ってお昼ご飯にしましょう!
訪れたのは「淡路ごちそう館 御食国(みけつくに)」というところ。
この赤いレンガの建物は鐘紡の工場の建物跡を再利用したもの。
この旅の最初にも鐘紡の建物跡を見ましたね!その建物跡は今はこのように活用されているのです!
そして店名にもある「御食国」とは律令制のもとで主に海産物などの食材を朝廷に貢納したところ。特に淡路国(現在の淡路島)、若狭国(現在の福井県西部)、志摩国(現在の三重県東部)の三国を指していました。
このように淡路島は古くから海産物を中心に豊かな食材が獲れるところとして知られていました!
今回見てきた神社も食材関係と関係ありそうなところが多かったですね!
こちらでは「生しらすとさわら丼セット」をいただきました!
しらすもさわらも淡路島でよく獲れるもので、しかもいずれも生の状態は傷みやすいので美味しく食べるには鮮度が命です!
生で食べられるのはまさに水揚げ港のある淡路島ならではですね!
こちらでは海産物だけでなく、淡路牛や玉ねぎなど陸で生産されている淡路島名物も食べることができちゃいますよ!
「淡路ごちそう館 御食国」さんの地図
景色が素晴らしい「洲本城跡」へ
実はお昼ご飯を食べた時点で今回の旅の目的地は全て訪れてしまいました!
とはいえまだお昼過ぎ。時間はまだまだたっぷりあります!
そこで景色がとても良いと噂の「洲本城跡」へ行ってみることにしました!
洲本城跡は洲本の市街地の南側にある「三熊山」という山の頂上にあります!
洲本城跡への登山口は複数あります。今回は北側にある「夢海游 淡路島」というホテルの横から伸びている道を登っていくことにしました!
登山道の様子。舗装されていて比較的歩きやすい道でした。
ほんの10分ほどで山頂に到着です!
頂上には早速洲本城の石垣がどどんと構えていました!
石垣の上へ行ける石段を上っていくと、奥の方に天守台があります。
この天守台に建っている城郭風の建築は残念ながら復元でもなんでもなく、完全に雰囲気だけのもの。
ただ模擬天守としては日本最古であるといい、昭和三年(1928年)に建てられたものだそうです!
ここに建ち続けてもうすぐ100年になるのですからもはや歴史的建築と言えるかもしれません!
そして天守台からはこのように素晴らしい景色を眺めることができます!
洲本の海岸から雄大な大阪湾が広がっていてとても美しいですね!
さらに洲本の市街地も見渡せちゃいます!
中央海岸寄りにバスターミナルや旧鐘紡洲本工場が、向こうの山の麓に炬口八幡神社があります。
そしてこの洲本が淡路島で最大の都市です!広くはないものの意外と都会で、ここが島であることを忘れてしまいそうな光景ですね!
詳しくは割愛しますが、ここ洲本城は大永六年(1526年)に安宅氏が築いたのが始まりです。
秀吉の時代に脇坂安治という人物が城主となって大改修を行っており、現在残る遺構の大半はこの頃のものとされています。
江戸時代に廃城となり、淡路島の政治の中心は南東部の由良城に移ります。しかし由良の地は不便だったため、淡路島が徳島藩の領地になってから再び本拠を洲本に遷して城下町も移転しました。
このときの新しくできた洲本城はここでなく三熊山の麓。現在は淡路文化史料館や神戸地方裁判所洲本支部などがあり石垣などが残っています。
区別のために山の上の洲本城は「上の城」、新しく築かれた麓の洲本城は「下の城」と呼ばれています!
ちなみにこの記事のアイキャッチ画像はここで撮影したものですよ!
洲本城跡(上の城)の地図
海を眺めつつ帰路へ
洲本城跡から山を下りてきました。
山を下りてすぐのところに大浜公園があります。
そろそろ帰る時間ですがせっかくなのでちょっと寄ってみましょう。
大浜公園は一面に砂浜が広がっており、海水浴場にもなっています!
上から眺める海も良いですが、すぐそばで波の音を聞きながら眺める海も良いですね!
大阪湾と聞けば汚いと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません!
洲本が工業地帯から遠く、しかも大阪湾の入口に近いこともあり、このように意外と透明度が高くてとってもきれいな海なんです!
最近はむしろきれいになりすぎて魚が獲れなくなってしまった、なんて話も出てくるくらいです!
しばらく海を眺めていたら良い時間になったので自転車を返却して大阪へと戻ります。
帰りはバスで洲本バスターミナルから三宮駅へ。
三宮からはJRで大阪へと戻りました!
まとめ
このように今回は「御食国」淡路島の中心地、洲本を巡ってみました!
見てきたように淡路島の神社はとっても個性的でしたね!
「御食国」にふさわしく食べ物のおいしいところであり、そしてまた食べ物に関係するところでもありました。
また洲本の近くにあの有名なホテルニューアワジがあることからもわかるように、景色もまた素晴らしいところでした!
国生み神話に関わるようなところは無かったものの、淡路島の魅力を存分に味わえてとっても充実した一日でした!
アイキャッチの元画像はCi-enの記事に公開しているのでこちらも是非見てみてくださいね!